子どもの歯医者はいつから?初めての受診の目安と当日の準備

「歯が少し生えてきたけれど、もう歯医者に行ったほうがよい?」「泣いて口を開けられないかもしれない」。初めてお子さまを歯科医院へ連れていくときは、受診の時期や当日の流れが気になるものです。
初回受診は、最初の乳歯が生えた頃から考えましょう。虫歯の治療だけでなく、お口の発育や家庭でのケアを相談するためにも受診できます。新小岩プライマル歯科が、初めての歯科受診で知っておきたいことを説明します。
最初の歯が生えたら受診を考えましょう
米国小児歯科学会は、最初の歯が生えた時期に受診し、遅くとも1歳の誕生日までに初回の歯科受診を行うことを勧めています。[1]
「歯が全部そろってから」「痛がるようになってから」と待つ必要はありません。歯が少ない時期でも、生え方を確認したり、仕上げ磨きの方法を教わったりする意味があります。
すでに1歳を過ぎていても、受診をためらう必要はありません。今のお口の状態を確認するところから始めましょう。歯の生える時期には個人差があるため、周囲の子と違うことだけで異常とは判断できません。生え方が気になる場合も相談できます。[2][3]
初めての歯医者では何をする?
お口の状態と普段の生活を確認します
歯の本数や生え方、歯や歯ぐきの状態などを確認します。あわせて仕上げ磨きの方法や飲食の習慣、保護者の方が気になっていることを伺います。
初回から全員に同じ処置をするわけではありません。診察の結果とお子さまの様子に応じて、その日に行うことや次回の受診について相談します。
家庭で続けられるケアを相談します
歯ブラシの当て方や歯磨き剤の量など、毎日のケアで迷う点を具体的に確認しましょう。普段使っている歯ブラシや歯磨き剤を持参すると相談しやすくなります。
国内4学会の提言では、歯が生えてから2歳まではフッ素濃度900〜1000ppmの歯磨き剤を米粒程度〔1〜2mm〕使用します。就寝前を含む1日2回の歯磨きが推奨され、磨いた後は歯磨き剤をティッシュなどで軽く拭き取ってもよいとされています。製品表示を確認し、量や使い方は歯科医院でも相談してください。[4]
泣いたり口を開けられなかったりしても大丈夫?
泣いてしまうことを理由に、受診を先延ばしにする必要はありません。予約時に「歯医者が初めて」「歯磨きも嫌がる」などと伝えていただくと、お子さまの状況を共有できます。
新小岩プライマル歯科では、年齢や反応に合わせて段階的に診療へ慣れてもらうことを大切にしています。初回にできたことを踏まえ、次にどう進めるかを相談します。
ただし、痛みや腫れなどがある場合は早めの対応が必要なこともあります。必要な処置や対応の難しさによっては、小児歯科専門の医療機関をご案内する場合があります。受診前に症状もお知らせください。
当日までに準備しておくこと
持ち物と相談したいことを確認しましょう
受診資格を確認できるものや医療証など、医院から案内された持ち物を用意してください。母子健康手帳や服用中の薬がわかるものもあると、健康状態を伝える際に役立ちます。持病やアレルギーがある場合は事前に伝えましょう。
「いつから気になるのか」「食事のときだけ困るのか」などを簡単にメモしておくと、診察時に伝え忘れを防げます。
怖がらせる言葉を避けて説明しましょう
言葉がわかるお子さまには「歯を見てもらおうね」など、短く具体的に伝えましょう。「悪いことをすると歯医者に連れていく」と脅したり、「絶対に何もしない」と約束したりするのは避けます。
予約時間を選べる場合は、普段の昼寝などの生活リズムも踏まえて相談してください。歯科受診を扱う絵本を一緒に読むことも、事前の準備の一つです。[2]
よくある質問
自治体の健診で問題がなければ受診は不要ですか?
健診で問題がなかったことは、その時点での確認結果です。家庭での磨き方に迷う場合や新たな変化がある場合は相談しましょう。次の受診時期は歯の状態や虫歯のできやすさに応じて決めます。[1]
歯がまだ生えていなくても相談できますか?
生え方や歯ぐきなどに気になる点があれば相談できます。月齢だけで判断せず、何が気になるのかを予約時に伝えてください。[3]
痛みやけががあるときも予約日まで待ってよいですか?
痛みや腫れがある場合、転んで歯をぶつけた場合などは、予定していた健診日を待たず歯科医院へ連絡してください。症状を伝えて受診の時期を相談しましょう。
新小岩でお子さまの歯医者をお探しの方へ
初めての歯科受診は、お口の状態を知り、家庭でのケアを相談する機会です。「虫歯があるかわからない」「仕上げ磨きのやり方を確認したい」といった段階でもご相談ください。
新小岩プライマル歯科の対応については小児歯科のご案内をご覧ください。来院前の流れは初診の方へのご案内にまとめています。
監修:石川 隆一
新小岩プライマル歯科 院長
日本歯周病学会認定医
参考資料〔2026年10月6日確認〕
[1] 米国小児歯科学会:保護者向けFAQ
[2] 米国小児歯科学会:初めての受診に向けた準備
[3] 日本小児歯科学会:産まれてから2歳頃まで
[4] 国内4学会:フッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法〔普及版〕